なんちゃって○○

ブログをご覧の皆様、こんばんは。新年度も始り就職や入学など、新しい生活をスタートされた方もいらっしゃる事と思います。

先日、おめざフェアでお馴染みTBSの朝の番組、はなまるマーケットを見ていた時のこと。オープニングでヤックンのお子さんの入学式が話題に上がりました。おそらく公立ではないのでしょうね。エスカレーター式の、ずっと制服がない学校みたいで、自分でカスタマイズした私服の“なんちゃって制服”で入学式に臨んだらしいです。中学・高校と、制服というものがあまり好きではなかった私には解らない心境ですが、自由に「不自由を演じる」のもファッションなのかな、と。

そこへ行くと、男性服は元々不自由なのかもと思ってみたり。なぜならスーツ、ミリタリーウェア、ワークウェア、スポーツウェア等々、今の男性服はユニフォーム（制服）に由来するものが多いからです。場所やシチュエーションは別としてファッションだから自由でイイのですが、制約の中で生まれ育ったものが多いという意味です。なんだかこう書くと男の服がつまらないものの様に見えてきますが、ディティールの必然性や機能性といった男性服ならではの面白みもあると思っています。また、私には縁遠い世界ですが、最新モードのように制約にチャレンジし続けるという面白みもあるかと。

最後に入荷案内を少し。この春より新しく取扱いを始めるCORONAです。ユーティリティー（機能的）ウェアをルーツとした服作りを日本で行っているブランドになります。POSTなどにも通ずるニュートラルな雰囲気は、幅広くコーディネートのなかで活躍してくれそうです。あ、個人的な感想です。