2009/10/26
ブログをご覧の皆様、こんばんは。
英国伝統のシェットランドセーターのひとつ、ピーターバランス(Peter Blance)のセーターが入荷しました。ここで、ピーターバランスの説明を簡単に・・・
『シェットランド諸島はホスウィック地方、そこの伝統手工業であるニット製品を取りまとめる組合として1923年に誕生する。アイビー全盛期にアメリカのJ.プレスで販売され、一躍人気を博したシェットランドセーターの本家的存在。保温性を高めるため、スコットランドの国花であるアザミのトゲを使って表面を掻き、独特の起毛感を出しているのが大きな特徴。その見た目から愛好家の間では“Shaggy Dog(ムク犬)”の名前で親しまれている』
ハンドフレーム(旧い編み機を使い、手作業で)編まれるニットは、肩口や脇にも継ぎ目のないフルシームレスになっています。平たく言えばミシンをどこにも使っていないのですが、そのため着用時のゴロつきが減り、丈夫さが増すワケです。
ここで注意点をひとつ。カウチンセーターなんかもそうですが、決して毛玉は取らないように! 取るのではなく蓄えていくのです!・・・と、私も目上の方から教わりました。もちろんアクリルとか化繊の毛玉は別ですし、メリノやラムウールも微妙なところですので、それはケースバイケースで取ってくださいね。
本物のシェットランドセーターは、味出しして5年10年と着続けられるニットだと自信を持ってオススメします。