2010/02/05
ブログをご覧の皆様、こんばんは。
まずは今年一回目ですので(遅くなってスミマセン)、あけましておめでとう御座います。年末年始のバタバタも落ち着き、すでに一月も半ば...成人の日も過ぎちゃっています。
成人式といえば、僕は20年前の事になります。そして服屋でアルバイトを始めたのも丁度その年だったので、20年近くこの職業に携わっていることになります。気が付けば、という感じです。ずっと販売ばかりで、自分のブランドを持っているワケでもないから、20年分の“集大成”みたいなのはありませんが。が、(曖昧な)記憶をもとにお喋りぐらいは出来ますので、懲りずに今年もお付き合いくださいませ。
相当前の話ですが、ユニクロでバイトをしたこともありました。年末年始だけの臨時で、時給が良かったのを憶えています。その頃ユニクロでは、ヘインズの3P‐Tシャツやリーバイス、それにコンバースのオールスター等の輸入物も取扱いがありました。当時ですので全て made in U.S.A. です! そして時は流れ、昨今の一大ユニクロブーム...まさかこんな時代がくるとは思ってもみませんでした。もう買うものは無いけれど。
’90年代は、先ほど挙げたところも含め、数々の馴染みのあるメーカー(や工場)が無くなっていきました。経済的、政治的な様々な理由があってでしょうが、それが当たり前と思ってきた僕たちには残念な出来事です。
’0X年代は逆に、低コストであることのみを善しとしないブランドが出現し、それが今、ひとつの流れになりつつあるみたいです。エンジニアードガーメンツ等が筆頭ですが、かつての洋服の雰囲気が好きで(ブランドを)されているだけに、出現というより復活と言った方が当てはまるかもです。ただし、形はしっかりアップデートされているのがポイントです。定番品と言われるものが好きな僕も、「定義は変わらなくても、モノは変わっていくんだなぁ」と、最近しみじみ思うようになりました。温故知新。
年も明け、春物が少しづつ入り始めています。さて、’10年代はどのようになっていくのか...いろいろ考える年始でした。