Dirty Bucks

ブログをご覧の皆様、こんばんは。

今回もまたまた靴のお話を・・・

今日私が履いているのはサンダースの#Gibson という型ですが、スエード×ブリックソールの外羽根プレーントゥ、いわゆる“ダーティ・バックス”になります。自分が昔履いていたウォークオーバー社のものと較べると少し細めのトゥが最初は馴染めませんでしたが、逆に今はそれがイギリスらしくも思えてきて、気に入って履いています。

最近このスタイルの靴をあまり見かけませんが、以前は色んなメーカーから発売されていました。コールハーンやセバゴ、そして ’90年代前半(たぶん)まで生産されていたウォークオーバー等があったと思います。個人的にはセバゴのそれが履き心地が良かったと記憶しています。素材はやはり、スエードとヌバックが中心です。色は元々は白のみで、その時はホワイト・バックス。その後色が付いてダーティー・バックス(ベージュの場合だけ?)と呼ばれるようになったらしいです。ちなみに、元来バックスキン(buckskin=雄鹿の皮)が使われていたことから付いた名前で、バック・スキン(back skin=裏出しの皮)だから、ではないみたい。なんて、最近知ったのですが。

雑誌で御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年ウォークオーバーが見事復活しました。しかも秋口からの展開分は、アメリカ生産のものが登場します! ウチの店にもローカットの2色、ベージュとネイビーが入荷する予定になっております。お値段は2万9400円。現在アメリカ製のものだと、このプライスは大変お求めやすい方かと。気になる方は是非お問い合わせ下さいませ。

ただし靴底のブリックソール、軽くて歩きやすいのはいいんですが、溝がなく滑りやすいため雨の日はお気をつけください。私も先日出張の際に履いて行ったのですが、地下鉄の構内で派手に転んでしまいました。不意に転ぶという感覚は小学校以来? あんなに気分がヘコんだのは久しぶりです。ホント、お気をつけください。

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